RETINA

網膜疾患に対する治療

加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔などの網膜疾患に対し、
抗VEGF硝子体注射・網膜光凝固術を中心とした治療を行っています。
超広角眼底撮影装置やOCT・OCTAを用いて、的確な診断と継続的な経過観察を行います。

01

抗VEGF硝子体注射

網膜・脈絡膜から生じる異常な新生血管や、血管からの漏出による黄斑浮腫に対して、 抗VEGF薬を眼内(硝子体)に直接注射する治療です。視力低下の進行を抑え、改善を目指します。

加齢黄斑変性症 糖尿病黄斑浮腫 網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫 近視性脈絡膜新生血管
STEP 01

検査・診断

OCT・OCTAや眼底撮影で網膜の状態を詳細に評価し、治療の適応を判断します。

STEP 02

注射(外来)

清潔な処置室で点眼麻酔のうえ、眼内に薬剤を注射します。所要時間は数分です。

STEP 03

経過観察

OCTで治療効果を確認しながら、必要に応じて追加投与を行います。

使用する抗VEGF薬は、疾患・病状に応じて適切なものを選択します。診察時にご説明いたします。
02

網膜光凝固術(レーザー治療)

網膜にレーザーを照射し、網膜剥離への進行を防いだり、新生血管の発生を抑える治療です。 点眼麻酔のみで行える外来日帰り治療で、入院の必要はありません。

網膜裂孔 増殖糖尿病網膜症 網膜静脈閉塞症(無灌流領域) 糖尿病黄斑浮腫(局所凝固)

網膜裂孔に対しては、裂孔の周囲をレーザーで囲んで凝固し、網膜剥離への進行を防ぎます。 飛蚊症や光視症などをきっかけに発見されることが多く、早期治療が手術回避につながります。
増殖糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症では、網膜の虚血部分をレーザーで焼灼し、 新生血管の発生や硝子体出血を予防します。

POINT 01

外来で治療可能

点眼麻酔のみで行え、入院の必要はありません。1回の所要時間は10〜20分程度です。

POINT 02

網膜剥離・出血の予防

裂孔の周囲を囲うように凝固したり、虚血網膜を焼灼することで、重篤な合併症を予防します。

POINT 03

治療後の経過観察

術後は定期的に診察を行い、網膜の状態を継続的に確認します。

飛蚊症・光視症・急な視力低下などの症状がある場合は、お早めにご相談ください。
糖尿病網膜症などで網膜全体に凝固を行う場合は、通常4〜6回に分けて治療します(1〜2週間間隔)。
03

網膜疾患の診療に用いる主な機器

正確な診断と治療効果の判定のため、以下の機器を用いて精密な検査を行っています。

Optos Daytona P200T
超広角眼底撮影装置。周辺部まで一度に撮影でき、見落としを防ぎます。
ZEISS CLARUS 500
超広角・高解像度カラー眼底カメラ。詳細な眼底所見の記録に用います。
Heidelberg SPECTRALIS
OCT・OCTA。網膜・脈絡膜の断層と血流を非侵襲で評価します。
ニデック RS-3000 Advance 2
OCT・OCTA。網膜・視神経の断層撮影と血流解析を行います。

飛蚊症・光視症・視力低下・視野の異常など、気になる症状がある方は
お早めにご相談ください。

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